INDEX
1.漆喰の住まいに住む方々の声。
当社アイ.創建は、漆喰を採用した住まいを、これまでに多くのお客様へご提供して参りました。
当社の採用する漆喰は、無添加住宅オリジナル漆喰。良質な国内産の石灰岩を使用し独自の改良を加えた、耐久性や様々な性能に優れた製品です。先ずはこの漆喰を新築の際に採用した、お客様の声をお伝えします。
「とにかく、無添加住宅に入った瞬間の空気感に驚きました」と奥様は言います。実は奥様、以前、他の住宅会社の見学会に行って足を踏み入れた瞬間の匂いで頭痛がしたことがありました。だからこそ、無添加住宅の室内の空気感に「とても澄みきっていて、スーッした心地よさを感じました」と。
入居者の声Y様(引用。無添加住宅入居者様の声)
ドッグサロン経営のF様によれば
「犬は正直なので、ショップの雰囲気や空気が良くなかったりすると機嫌が悪いんですが、無添加住宅の漆喰の部屋ではみんな元気なんですよ」
入居者の声F様(引用。無添加住宅入居者様の声)
子供や動物の方が、空気に敏感だと言われています。
展示場巡りをする方々は、他の展示場との違いに驚かれます。
M様は、無添加住宅のモデルハウスに入った時の印象をこう語ります。「この気持ち良さは、なに?って感じでした。とにかく呼吸が楽で軽くて…」と今まで味わったことのない空気感に驚いたそうです。入居者の声M様(引用。無添加住宅入居者様の声)
皆様がご指摘されるのが、これまで体験したことの無い程の空気の心地よさ。森の中で深呼吸するような、清々しい気分になります。これは漆喰の持つ空気の清浄作用がその理由。
私自身、この漆喰の家に住んでいますが、常に空気が奇麗で臭いも取ってくれている気がします。有害物質や匂いの成分を吸着するだけではなく分解しているため、その効果が長期間続いていると思います。
2.漆喰は古今東西で使われてきました。
この漆喰、実は昔から世界中で使われて来ました。
漆喰壁の起源は、約5,000年前のピラミッドの壁と言われており、漆喰の原料である石灰石を使った、建築の結合材や塗装材として利用されていました。古代エジプト以外では、万里の長城、古代ギリシャ、古代ローマなど世界中で使用の痕跡が見られています。
日本においては、高松塚古墳の壁画や、世界最古の木造建築である法隆寺の壁にも使用されています。飛鳥時代に伝来した後は、主に寺社仏閣の建造物に好んで使用され、石灰石に海藻のりや麻スサを混ぜた漆喰(本漆喰)の原型ができたのは、戦国時代の城郭建築であると伝わっています。そして、その後は商人の土蔵や武家屋敷にも採用され、広く普及しました。
昔の人々が漆喰を好んで使ったのは、その耐久性が主な理由。空気中の二酸化炭素と反応することで固まり続ける性質があるので、少なくとも100年以上は持つ優れた材料なのです。
3.当社が使う漆喰と、珪藻土など他の左官材との違い。
当社が使用する漆喰の成分は全て、人に無害な成分です。一方で市販の漆喰や珪藻土には、有機化合物であるアクリル樹脂や酢酸ビニル樹脂が、接着剤として含まれています。特に珪藻土自体には、接着能力が無いため接着剤が必ず必要となるのです。
当社の漆喰は、接着剤を含まない代わりに、繋ぎの役割をする「スサ」が、一般的な量の約3倍含まれています。そのため、表面に凹凸が生じています。
この凹凸があることで表面積が広くなります。その結果、有害物質や湿気の吸着効果、つまり空気清浄の性能が高まります。表面がつるりとした左官仕上げに比べて、凹凸がある場合、人体の小腸のヒダの様にとても表面積が広くなりことは想像に難くないですね。
4.空気中の汚染物質を除去します。
皆様が実際に生活する住宅の室内では、家具や家電、雑貨類などから、微量な有害物質が揮発しているかもしれません。そんな揮発性の有機化合物を、漆喰は吸着し分解します。
下の図は、空気中のトルエンやキシレンを、3つの建材が、時間の経過とともにどれくらい減らしているかを実験した結果です。
*無添加住宅ウェブサイトより引用
漆喰は、トルエンを24時間で15ppmから8.6ppmへ、キシレンを2時間で15ppmから3.5ppmへと減らしていることが分かります。優れた吸着効果を発揮しています。
実際、無添加住宅オリジナルの漆喰の家に住む方々からは、シックハウス症候群やアレルギー、アトピー、ぜん息といった症状が改善したとの喜びの声をたくさん頂戴しています。トルエンやキシレンに代表される揮発性有機化合物がこれら疾患の原因の一つであることからも、漆喰の疾患対策機能が優れていることが分かります。
そもそも、漆喰自体が人体に安全な建材であるため、化学物質を使っているビニルクロスや合板の家と比べると空気が新鮮で、シックハウス症候群などの疾患に罹ることはありません。(無添加住宅は、シックハウス保証を国内で初めてスタートしました。)
5.インフルエンザウイルスを、99.9%不活性化します。
無添加住宅オリジナル漆喰に、インフルエンザウイルスを不活性化する機能があることが、NPO法人バイオメディカルサイエンス研究会習志野実験室にて確認できました。厳密には、漆喰の解毒作用で死滅したのか、漆喰に吸着されたのかまでは立証できませんでしたが、不活性化することは確認できました。最近では、医療機関でも見直され採用され始めています。
そもそも漆喰は強アルカリ性のため、殺菌能力がとても高いです。だから細菌の繁殖やカビの発育も抑えることができます。古代エジプトのミイラは、亜麻布やパピルスを重ねて漆喰で塗り固めた「カルトナージュ」と言う厚紙で覆われていることが、発掘調査から判明しています。これも漆喰の殺菌作用を応用した例でしょう。
6.漆喰は火災に強い材料です。
漆喰は、建築基準法第2条第9号による不燃材料です。城郭や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。
無添加住宅の炭化コルクと漆喰を組み合わせた外張り断熱仕様の場合、30分防火構造と45分準耐火構造の大臣認定を取得しています。天然の材料だけの組み合わせで、極めて高い防火性能を達成しているのは、スゴイの一言です!
7.湿度調整機能が極めて高い。
漆喰は微細な多孔質の素材です。だから、空気中の湿気を吸い込んだり放出したりする機能に極めて優れています。住宅そのものが大きな除湿器で、夏場もさらりとした室内環境を維持できます。
適度に湿度を調整してくれるため、建物の大敵である結露を防止してくれます。だから、建物の耐久性を確保でき、カビの繁殖も抑えて私たちの健康維持にも貢献してくれます。
8.メンテナンスも楽で長く使える。
漆喰は半永久とも言える耐久性の高い建材。主に手あかを原因としてくすんだ色になる時がありますが、消しゴムで消えます。
無添加漆喰を採用された方には、ご新居へ入居されるときに、漆喰のメンテナンスキットをお渡ししており、皆様それを使って、漆喰の小さな割れの補修をされています。
ビニルクロスの場合、湿気などで接着剤が剥がれたり、色褪せたりすると、張り替えるしか方法がありません。クロスの張替はプロの職人でないと難しいですが、漆喰の補修はご家庭で可能です。
外壁にも漆喰を塗りますが、これも半永久的に持ちます。汚れが気になる方は上から漆喰を塗るだけです。サイディングの場合は、雨漏り対策でコーキングの補修がどうしても必要となり、サイディングの張替も余儀なくされますので、まとまった金額のメンテナンスコストが発生してしまいます。
9.何よりも、優しい独特の風合いと質感が大人気!
白い漆喰の部屋は、優しい雰囲気を醸しとても素敵ですよね。これは漆喰が光を乱反射させることで、表情豊かな陰影を映しているのです。
無垢の床やビンテージの家具とコーディネートすれば、いつまでも飽きないインテリアとなります。そして少しづつ色の深みが増す経年変化を楽しむことができます。
10.まとめ。良質な漆喰をリーズナブルにご提供しています!
様々な優れた性能を持つ無添加漆喰。独自のルートで調達し、施工性も工夫して職人手間も減らしているため、お値段も比較的リーズナブルにご提供できます。メンテナンスコストを大きく節約できることは、長期的に見ればとてもお得。何よりも、毎日暮らす住まいの空気が清浄だから、家族の健康維持に大きく貢献できます。皆様に是非ともお奨めしたい、住宅建材の優等生です。